わたしと中欧ポップス
「チェコの音楽」と言われて思いつくのなんでしょう
もし今、アナタの頭の中に浮かんだ名前がドヴォルザークやスメタナだった場合、この記事はあまり面白くないかもしれません。(わたしはクラシック音痴) もし今、アナタの頭の中に浮かんだ名前がカレル・ゴットだった場合、もしかしたらこの記事はちょっと面白いかもしれません。
今日は、わたしの好きなチェコとスロバキアのPOPミュージックについてほんの少しだけ、お話しをしますね:)
チェコ(スロバキア)のポップスと言えば、中欧に住む外国人がお腹いっぱいになるほど聞く名前があります。
そうですね、先ほども名前が出た「カレル・ゴット」ですね。チェコ語のテキストを開けばまあまあの確立で彼のことが書かれています。それはそれはもう、イヤというほど名前を聞きます。 レジェンドレベル、美空ひばり。そのレジェンド歌手っぷりは凄まじく、昨年秋に逝去された際の告別式の列は5キロにも及んだほど。(ディズ●ーランドの最新アトラクションの待ち時間より長い)
...ですが実際わたしの周りのチェコ人の友人たちの中でこの告別式に並んだ人は全然いませんでした。ミレニアル世代、Z世代にとっては親・祖父母世代の著名人というレベルだそうです。
そんなことで今日は、ミレニアルが聞いてる中欧ポップスを少しだけ紹介しようかな、と思っています。(※わたしの完全な選り好みです)
Berenika Kohoutová(ベレニカ・コホウトヴァー)
91年生まれの29歳(チェコ出身)今年の2月に娘さんが生まれてから新しい曲は出していないようですね。
わたしのお勧めは、2019年にリリースされた「Delam Stojky」(日本語訳:逆立ちする)です。
かなりハイテンションでアップテンポな曲で、落ち込んだ日に聞くと元気になるので大好きです。
特にこの曲の歌詞の一部分がわたしは好きで好きで仕方ないので、紹介させて下さい。
“Myslíš že mám trojky, ale já mám dvojky Jde to blbě poznat, když dělám stojky”
ーわたしのことCカップだと思ってるでしょ、でもBカップなの。逆立ちしてると分かんないでしょ(意訳)
Emma Drobná(エマ・ドロブナー)
94年生まれの26歳(スロバキア出身)ほとんどの曲を英語で歌っているので中欧ポップス入門にはもってこい。
この秋にBetter Like Thisというアルバムが出た際に、アルバムタイトルの頭文字がBLTということでベーコンレタストマトのサンドイッチを持ったスタイリッシュに攻めたアルバムジャケ写が印象的ですね。
少しハスキーで甘い声に抜群の歌唱力。新アルバムは今秋~冬にかけてヘビロテです。
彼女が21歳の時(2015年)に行われたチェコ・スロバキア版のポップアイドル(音楽オーディション・リアリティ番組)の勝者なんです:)
納得の歌唱力!
Mirai (ミライ)
チェコのポップグループ「ミライ」は、日本にルーツを持っているフロントマン/ギタリストが在籍しています。
デビューアルバムは「Konnichiwa」2019年のアルバムは「Arigato」等々、日本に関することが多数:)
今年のパンデミックの最中に出したシングルは「DEJ SI ROUŠKU」(日本語訳:マスクしようね)なんて曲もだしてます。その歌詞の中にも...
“Vždyť v japonském moře Nosí je i ryby”
ー結局、日本海では魚ですらマスクしてるんだよ
ちなみに日本で撮影したMVもあります;)
以上、完全にわたしの選り好みによる中欧ポップス3連でした、いかがでしたか?
最後までお付き合い頂きありがとうございます:)
秋の夜長に(といってもチェコはもう冬、な感じですが)中欧ポップス。
ぜひ聞いてみてくださいね
それでは、みなさん
Ahoj!